ワークシートを作る
複雑な図面の場合、1つの大きなワークシートを作成するよりも、作業ごとに個別のワークシートを作成する方が効率的です。各ワークシート間をリンクさせて、データ、式、計算を共有できます。
ワークシートは複数の方法で作成できます:
レポートを作成コマンドを使用して、図面内の図形に関連付けられた情報からワークシートデータを選択します。レポートを作成するを参照してください。
他のVectorworksファイルから、または他の表計算ソフトからワークシートを取り込みます。ワークシートを取り込むを参照してください。
Vectorworks Design Suiteをインストールしている場合は、部屋仕上げ、植栽リスト、照明器具などのフォーマット済みのレコードや一覧表を図面に追加できます。フォーマット済みレポートを使用するを参照してください。
リソースマネージャを使用して、空のワークシートを作成し、続いて必要な情報を追加します。(下記を参照。)
リソースマネージャからワークシートにアクセスするか、ウインドウ>ワークシートを選択します。
たとえば、同じ設定の図形を図面に使用している場合、すべての図形とその価格を記載した「マスター価格表」となるワークシートを含むテンプレートファイルを作成できます。こうしておけば、新しいデザイン用の供給/材料表や費用見積もりを作成する際に、新しい図面ファイルにワークシートを取り込むだけでよくなります。
空のワークシートを作成する
レポートを作成コマンドを使用する代わりに、空のワークシートを作成して、データを手動で追加することができます。この方法では、ワークシートの内容やフォーマットを細かく制御できます。
新しいワークシートを作成するには:
リソースマネージャの新規リソースをクリックし、ワークシートを選択して、作成をクリックします。あるいは、リソースマネージャで、ツールバーにあるリソースタイプリストからワークシートを選択して、新規ワークシートをクリックします。
ワークシートを作成ダイアログボックスが開きます。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
パラメータ |
説明 |
名前 |
ワークシートの名前を入力します。 ワークシートの名前を後で変更する場合は、リソースマネージャでリソースを右クリックし、名前を変更を選択します。 |
行/列 |
ワークシートの行数と列数を入力します。列および行の数は後から修正することも可能です。 |
ワークシートの基本パラメータを指定します。
新しいワークシートウインドウが開きます。
この時点では、すべての行にスプレッドシートセルが含まれ、すべて未定義です。必要に応じて行やセルの内容を指定します。
簡単な文字、数字、式などをワークシートに追加するには、スプレッドシート行を参照してください。
図面内の図形に関連するデータを表示するには、スプレッドシート行をデータベース行に変更し、リスト内に含める図形を指定します。データベースの見出し行で定義した条件を満たす図形ごとに、下位の行が表示されます。次に、各行の列に表示する情報を指定します。図形のデータレコードのフィールド、文字、数字、式などを指定できます。データベース列の関数またはフィールドを選択するを参照してください。
スプレッドシート行またはデータベース行のいずれかにイメージを追加するには、ワークシートセルにイメージを挿入するを参照してください(Vectorworks Design Suiteが必要)。